労働経済の分析
雇用・失業などの動向と、その年の政策課題をまとめる年次報告書。
労働経済の分析|白書・統計
01 / 08労働経済の分析
労働経済の動向と政策課題を分析する年次白書。ここでは過去問で直接問われた図表を、令和5〜7年版から選んで整理する。
この資料で見る図表と論点
- 年版と対象年
令和7年版は主に2024年の動向を扱う
- 雇用形態別割合
女性25〜34歳の正規割合は上昇、非正規は低下
- 生産性・名目賃金
1990年代後半以降は長期的にほぼ横ばい
- 労働分配率
景気拡大局面で低下、後退局面で上昇する
- 賃金プロファイル
社会インフラ関連職は年齢による上昇が緩やか
- 就業者数の推移
社会インフラ関連職は男性減少・女性増加
- 平均給与水準
社会インフラ関連職はその他より月額賃金が低い
労働経済の分析|白書・統計
02 / 081. 年版と調査対象年の対応
「令和7年版」は令和7年のデータではなく、主に2024年の動向を扱う
図解の要点
年版と調査対象年の対応を整理した図表
- 単独の公式図表ではなく、はじめに・第Ⅰ部のデータ期間の記述から再構成した対応表。
- 年版の取り違えは労働経済白書で頻出の誤り型。
解説を読む
労働経済の分析は、版年と分析対象年がずれます。令和7年版が主に扱うのは2024年の動向です。設問の年版と、選択肢に書かれた西暦年を必ず突き合わせてください。
労働経済の分析|白書・統計
03 / 082. 女性25〜34歳の雇用形態別割合
正規雇用は上昇、非正規雇用は低下している
図解の要点
女性25〜34歳の雇用形態別割合を整理した図表
- 分母は同年齢階級の女性人口。合計しても100%にならず、「雇用者に占める非正規割合」とは別の指標。
- 女性25〜34歳に絞った図表。年齢計の割合と混同しない。
- 第27回問20は、正規上昇・非正規低下の方向を問うた。
解説を読む
令和5年版の第1の2の7図は、年齢階級と雇用形態を分けて雇用者割合を示します。女性25歳から34歳では、2013年から2022年に正規雇用の割合が上がり、非正規雇用の割合は下がっています。分母は同年齢の女性人口なので、二つを足しても100パーセントにはなりません。
労働経済の分析|白書・統計
04 / 083. 一人当たり名目労働生産性と名目賃金
1990年代後半以降、両指標は長期的に伸びが鈍る
図解の要点
一人当たり名目労働生産性と名目賃金を整理した図表
- 指数は1970年を100とした相対値。
- 開業率との関係を問う選択肢とは別の図表として読む。
解説を読む
名目労働生産性と名目賃金は、1970年代から1990年代前半にかけて大きく伸び、その後は伸びが鈍っています。指数の基準年は1970年なので、金額そのものではなく推移を読みます。
労働経済の分析|白書・統計
05 / 084. 資本金規模別の労働分配率
労働分配率は景気局面に対して逆方向に動く
図解の要点
資本金規模別の労働分配率を整理した図表
- 労働分配率は付加価値に占める人件費の割合。
- 資本金規模ごとの水準差より、景気との動き方を優先して読む。
解説を読む
労働分配率は景気に対して逆サイクル的に動きます。景気が後退すると分母の付加価値が縮小し、分配率は上がりやすくなります。
労働経済の分析|白書・統計
06 / 085. 社会インフラ関連職の賃金プロファイル
年齢とともに上がるが、非社会インフラ関連職より傾きが緩やか
図解の要点
社会インフラ関連職の賃金プロファイルを整理した図表
- 第31回問20は賃金カーブの傾きを問うた。
- 平均給与の水準差(第2-(2)-11図)とは別の観点。
解説を読む
社会インフラ関連職の賃金は年齢とともに上昇しますが、非社会インフラ関連職と比べると上昇の傾きが緩やかです。平均値の差ではなく、年齢に沿ったカーブを読み取ります。
労働経済の分析|白書・統計
07 / 086. 社会インフラ関連職の就業者数
2015→2024年で、男性が減り女性が増えた
図解の要点
社会インフラ関連職の就業者数を整理した図表
- 合計ではなく男女別の方向を読む。
- 第32回問22では「男性減少・女性増加」の組合せが論点になった。
解説を読む
社会インフラ関連職の就業者数を男女別にみると、2015年から2024年にかけて男性は減少し、女性は増加しました。全体の人数だけでなく、男女で方向が違う点を読み取ります。
労働経済の分析|白書・統計
08 / 087. 社会インフラ関連職の平均給与
月額賃金は約32万円で、その他の職種より約4.6万円低い
図解の要点
社会インフラ関連職の平均給与を整理した図表
- 社会インフラ関連職は31.58万円、その他は36.14万円。
- 第32回問22では、月額賃金の差を約5万円として問われた。
解説を読む
平均給与水準では、社会インフラ関連職の月額賃金は31.58万円、非社会インフラ関連職は36.14万円です。約4.6万円低いという方向と水準を組み合わせて覚えます。